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タクシー運転手
タクシー運転手の仕事は、タクシーにお客を乗せ、希望する目的地まで安全・迅速・確実に送り届けることです。就業形態としてはタクシー会社に所属する場合がほとんどで、個人タクシーとして営業している場合が2割弱。タクシー会社に勤めている場合は、1台の車を何人か交代で使うことになります。勤務時間は地域や事業所によって異なりますが、大都市では、19時間勤務して1日休みという態勢をとることが多いようです。担当時刻に出勤し、点呼を受け、運行前の車の点検をおこなってから、営業をはじめます。乗客の獲得方法には、街中を巡回する流し営業のほかに、最寄りの駅や繁華街などで客待ちをしたり、会社にかかってくる電話によばれて無線配車されたりなどがあります。基本的にサービス業なので接客は重要ですし、営業区域の道路の把握や、目的地への最短ルートの判断も必要です。乗客を降ろしたときには、乗務記録に場所・時間・運賃などを正確に記入。終業時刻になったら会社に帰って1日の記録を整理し、売上高を計算、営業報告をおこないます。そのあと洗車と車内清掃をして、勤務はおしまいです。
タクシー運転手になるには「普通自動車第2種免許」が必要で、ほとんどのタクシー会社ではこの免許の取得を採用条件にしていますし、免許取得の援助制度なども存在します。就業への年齢制限はありませんが、2種免許は普通免許取得後、3年の運転経験がないと取れないため、事実上は21歳以上でなければタクシー運転手にはなれません。また、東京・大阪で働くには、タクシーセンターの地理試験に合格する必要があります。個人タクシー事業者になろうとすると、さらに厳しい資格が要求されます。35歳未満の場合は、同じタクシーかハイヤー会社で継続して10年以上のキャリアをもち、しかも10年間無事故無違反であること。年齢が上がると条件が変わってきます。そして管轄する運輸局による法令・地理試験が別途に存在するので、合格して免許をもらわなくてはなりません。
タクシー運転手の給料は基本給と歩合給の組み合わせが多く、収入は人によってかなり異なります。国土交通省によると、タクシー運転手の年収の平均は東京・大阪で約300万〜400万円程度で、地方だと200万円以下になるところも。狭い車内に何時間も座りっぱなしで足腰への負担が多く、お客さんとのトラブルも多い仕事。景気の影響を受けやすく、また売上金をねらった犯罪がおこることもあります。苦労に収入が見合った収入が得られるかについては、厳しい場合も多いかもしれません。しかし、求人年齢が高いこともあって、さまざまな職種から転職してくる人が多い職業であるといえるでしょう。
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