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バスガイド
小学生時代の遠足。白い手袋にマイクを持って「あちらに見えますのが……」と説明してくれるバスガイドさんの姿が、脳裏に焼きついている人も多いのではないでしょうか。観光バスや団体貸し切りバスに同乗し、バス旅行の演出をおこなうのがバスガイドの役目。現在では男性ガイドも登場していますが、かつてはバスガールとも呼ばれたこの仕事。女性の憧れる花形職業でした。立ちっぱなしの接客業ですので、思ったよりも体力と精神力が必要な職業といえるでしょう。
旅行の前には、観光地についてくわしく調べ、会社が用意したマニュアルを覚えなくてはいけません。また、車内での話題づくりのために、新聞やテレビで最近のできごとをチェックする習慣も必要です。バスの運行当日は、遅刻・無断欠勤などもってのほか、早起きして身支度をすませ、運転手とともにスケジュールの確認をおこないます。お客様を乗せてバスが走り出したら、まさに仕事の本番。窓から見える景色を説明したり、クイズやゲーム、カラオケなどで車内のムードを盛り上げたりします。観光地や名所旧跡ではお客を引率してガイドをつとめ、また、休憩中や食事の合間に車内の清掃をしたり、駐車場でバック誘導したりと運転手の補助することも仕事のひとつです。営業所に帰ったら、車内を掃除して忘れ物などを点検したあと、終業点呼を受け、翌日の業務の確認をして仕事は終わり。ただ、コースによっては現地に宿泊することもあります。
バスガイドになるために特別な資格などは要りませんが、健康で明るい性格が一番であり、またノドは強い方がいいでしょう。就職の方法としては、高校や大学を卒業したあと、観光バス会社に就職する道が一般的です。入社するとバスガイド見習いとして、話し方・接客マナー・発声・発音などの基礎を学び、そのあと短い距離の仕事から添乗をはじめます。バスガイドになったあとも、常に歴史・地理の勉強や日本の習慣・伝統についての幅広い知識が求められるため、たゆまぬ努力が重要です。需要はシーズンによって大きく変わるので、行楽シーズンだけ臨時でベテランを雇う会社も多いようです。
バスガイドの給料は、年収平均300万円くらい。以前は、観光バス会社に正社員として勤務しているバスガイドがほとんどでしたが、最近はアルバイトとして働いたり、バスガイド派遣会社に登録して派遣されて働く人も増えてきています。若い女性が多い職業ですが、アルバイトには定年がないため、18歳から80歳近くまで活躍している人もいるとのことです。
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