小さい頃みんななりたかった「職業」特集!

バイク便ライダー


今日中に荷物を送らないと間に合わない!会社に大事な書類を忘れてきた…!そんなときに頼りになるのがバイク便です。電話一本でバイク便ライダーが荷物を受け取り、指定の届け先へ直走します。

さまざまな荷物を配達するバイク便。ただ、あつかうのはバイクに積むことができる品が基本なので、メディア関係では原稿・写真など、普通の会社では書類や図面、製造会社ですと小さな機械部品の受け渡しを依頼されることが多いようです。都会の混雑のなか、速くて安全そして確実な運搬を求められる仕事であるため、高度なドライブテクニックと都内の地理や交通の知識が重要となってきます。会社のバイクをレンタルすることも可能ですが、バイクが好きで就職した人が多いので、自分の愛車で配達をするバイク便ライダーがほとんど。ガソリン代や、携帯電話での仕事の配信・完了報告のための通信費、地図やカッパの用意などの経費がかかりますが、バイク用品を安く購入できるなどのメリットもあります。

バイク便会社に登録し、業務委託という形で仕事をするバイク便ライダー。応募して研修を受ければ誰でもなることができますが、資格の点では原付免許でもいいという会社はほとんどなく、最低でも「小型限定普通自動二輪免許」、できれば「限定なし普通自動二輪免許」を持っていることが必要です。収入は、時給900円くらいの固定給か、歩合制。歩合だと会社のバイクの場合が40%、バイクもち込みの場合で50%くらいだそうで、ひと月フルタイムで働けば、そこそこの高収入になるでしょう。

80年代に東京で誕生したバイク便。現在では、世界中の大都会を中心にバイク便ライダーが走り回っています。また郵政民営化によって規制が緩和されたため、手紙などの配達をはじめた会社も登場。その市場は広がりつつあるでしょう。しかし、時間厳守の納品を要求されるバイク便ライダーは、収入の不安定さと危険走行による事故の可能性を常にかかえています。また、不安定な職場で好きな仕事をしているために、もっと速くもっと多く……、と仕事に過度にハマりこんでしまい、ワーカーホリックになる人も少なくないということです。



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