小さい頃みんななりたかった「職業」特集!

ツアーコンダクター


旅行会社のパッケージツアーや団体旅行につきそい、お客が安全で快適な旅を楽しめるように旅を演出する仕事。それがツアーコンダクターです。ツアーが計画どおりスムーズに運ぶよう、参加者の世話、旅行スケジュールの管理、ホテルや交通機関の確認など、旅行の全行程の運営にたずさわります。サービス精神・責任感・体力の三拍子が必要な仕事であるといえるでしょう。

ツアーコンダクターの業務は、きわめて多岐にわたります。まず出発前にすることは、下調べ。目的地の地理や歴史、ショッピング情報を収集します。また、スケジュールの詳細・乗車券・ツアー客リスト・出入国書類などのチェックも忘れてはいけません。さらに出発当日には、集合場所で参加者に旅行日程や注意事項などの説明をおこない、目的地への到着後はホテルのチェックインや交通機関の手配、翌日の日程について現地ガイドと打ち合わせ、さらに観光やショッピングのアドバイスまでおこなうことも。一日に何ヵ所も観光地をまわるので、お客の誘導は手際よく、自由行動のあと必ず人数を確認するなど、ツアー中は常に気を張っていなくてはいけません。このほかにも、交通機関の乱れや、病気やケガへの対処など、さまざまなトラブルの処理にあたります。帰ってからは報告書の作成・精算の仕事をこなして、ようやく一段落です。

ツアコンになるには、まずは旅行会社に就職するか派遣会社に登録して、そこで社内研修を受けましょう。そのあとで国土交通省に登録した団体がおこなう旅程管理指定研修を終了し、実務経験を積んで、ようやく資格を取得することができます。合格率は70%前後ですが、研修内容はかなりハードとのこと。資格は2種類で、国内旅行のみを取り扱える国内旅行業務旅程管理主任者と、国内旅行と海外旅行の両方を取り扱える総合旅行業務旅程管理主任者です。最近では、派遣会社への登録が主流になりつつあるといわれています。

ツアーコンダクターの収入は就業形態によってさまざま。旅行会社の社員の場合は、会社規定の給与プラス添乗日数による手当がつきます。派遣添乗員の場合は日給制であることが多く、新人で1日につき8000円、ベテランで2万5000円程度がめやすです。まずは国内旅行に添乗して、しっかりとノウハウや接客マナーなどを身につけたところで、憧れの海外添乗をおこなうことができます。はじめは英語が通じやすくトラブルの少ないアメリカや西ヨーロッパなどをまかされ、知識と経験が身についてくると東欧・中東・アフリカなどの地域の仕事がくるようになります。ツアコンは人気の職業なので就職は狭き門ですが、世界を旅してさまざまな人や風景に出会える魅力的な仕事であるといえるでしょう。



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